おまとめローンおすすめランキング20選!審査に通りやすい人気の業者を比較【2024年】

複数の金融機関や消費者金融から借り入れを受けている場合には、おまとめローンを利用すると負担を減らせる場合があります。

おまとめローンは、必ずしも利用できるわけではなく、金融業者が実施する審査に通過する必要があるサービスです。

おまとめローンを取り扱っている金融業者は数多くあるため、利用する際には各社のサービス内容を比較して選ぶ必要があります。

今回は、おまとめローンを取り扱っている人気の金融業者のサービスを20種類紹介します。

この記事でわかること
  • おまとめローンとは複数の借り入れを1ヶ所の業者にまとめるサービスのこと
  • 金利が低い業者でまとめて利息負担の総額を抑えられる可能性がある
  • おまとめローンにおいても一定の審査を通過する必要がある
  • 借入状況や過去の返済履歴などが原因でおまとめローンが利用できない場合もある
  • おまとめローンは追加融資を受けられないなどの欠点や注意点もある

複数の業者から借り入れを受けている人は、今回の記事を参考にして返済にかかる負担の軽減を目指してみてはいかがでしょうか。

目次

おまとめローンとは?返済の負担を減らせる仕組みや利用するメリットを解説

おまとめローンとは、複数の借り入れを1ヶ所の業者にまとめる商品のことです。

おまとめローンを利用すると、返済手続きを一度にまとめられるだけでなく、返済にかかる利息の負担額を軽減する効果が得られるといわれています。

しかし、おまとめローンを利用して返済の負担を軽減できる仕組みについて理解していない人も多いのではないでしょうか。

おまとめローンの概要や利点などについて、以下の6つの視点から解説をします。

おまとめローンの利用前に知っておきたい基本知識
  • おまとめローンを利用して複数の借入を1つにまとめる仕組み
  • 一本化できるのはカードローンやクレジットカードの借入分など
  • 金利が低いところでおまとめできると利息の負担を減らせる
  • 毎月の返済が1回で良くなるため手間や精神的負担も軽減できる
  • 総量規制の例外貸付だから年収3分の1以上でも一本化ができる
  • おまとめローンは銀行と貸金業者のどちらがおすすめ?

おまとめローンを利用する前に、金融商品としての特徴を理解し、ご自身に合ったサービスであるか検討してみましょう。

おまとめローンを利用して複数の借入を1つにまとめる仕組み

おまとめローンは、いわばカードローンの借り換えを行う手段の一つです。

2社以上の借り入れを1社の借り入れにまとめるために利用するローン商品で、借り換えローンと同様に、金利負担や毎月返済額の引き下げを目的にしています。

おまとめローンは、1ヶ所の金融業者から融資を受けて、その融資金で他社の借入金額を一括で精算する仕組みの商品です。

おまとめローンを利用する際は、複数の借入状況を把握し、新規でどれだけの融資を受ける必要があるのかを決めます。

金融業者が提供するローンをまとめる目的にした専用の商品を利用する方法が一般的ですが、通常のカードローンをおまとめローンとして利用する方法もあります。

一本化できるのはカードローンやクレジットカードの借入分など

おまとめローンを利用して一本化できる負債は、カードローンやクレジットカードの借り入れ分です。

マイカーローンや住宅ローンおよび教育ローンなど、特定の目的で受けたローンはおまとめローンの対象にできません。

さらに、銀行などの金融機関が提供するカードローンは対象外となる場合もあるなど、おまとめローンの内容によって適用範囲に違いがあります。

おまとめローンを利用する際は、適用できる債務の範囲の確認が大切です。

銀行のカードローンをおまとめローンに含めたい場合は、銀行カードローンを適用範囲に含めている商品を選択しましょう。

金利が低いところでおまとめできると利息の負担を減らせる

おまとめローンの主な利点として、金利が低い商品で負債をまとめられた場合は、利息の負担総額を軽減できる点が挙げられます。

たとえば、以下の2件の借り入れを受けている場合を想定します。

  1. 年率18.0%で50万円の借入金額を5年間で返済
  2. 年率17.0%で60万円の借入金額を5年間で返済

(いずれも元利均等方式を採用したとする)

1.の場合、支払総額は761,760円となり、利息総額は261,760円です。

一方2.の場合では、支払総額は894,660円となり、利息総額は294,660円となります。

以上2件の借り入れを、年率16.0%のおまとめローンで1つにした場合を想定します。

支払総額は1,604,940円となり、利息総額は504,940円です。

2つのローンそれぞれを返済するよりも、利息総額が51,480円安くなる結果となりました。

以上の通り、おまとめローンの金利が低いと、支払総額を軽減できる効果が得られます。

毎月の返済が1回で良くなるため手間や精神的負担も軽減できる

おまとめローンを利用すると、毎月実施する必要がある返済手続きを1回のみにできます。

それまで複数の金融業者に行っていた毎月の支払いをまとめられるため、手続き上の手間を軽減できます。

業者ごとに異なる支払日を意識する必要もなくなるため、精神的な負担軽減を得られるのも魅力です。

支払日だけでなく、業者ごとの残債管理も不要になります。

借金をしている相手先が多いと、精神的な負担感につながる人も多いでしょう。

複数の返済先があると、支払日を失念して返済漏れを発生させるリスクもあります。

おまとめローンで借入先を減らし、手続き上の手間と精神的な負担の双方を減らしてみてはいかがでしょうか。

総量規制の例外貸付だから年収3分の1以上でも一本化ができる

おまとめローンは、総量規制の対象外であるため、年収の3分の1以上の借り入れでも一本化が可能です。

総量規制とは、貸金業法で規定されているもので、貸金業者に対して課せられている規制です。

融資希望者の年収の3分の1を超える金額は、貸し付けできません。

一方、おまとめローンは借入残高の負担を段階的に減少させるための借り換えである例外貸付に該当するため、総量規制の対象外です。

しかし、おまとめローンを利用したからといって、総量規制以上の貸し付けを受けられる保証はありません。

金融業者独自の基準に基づいて審査が実施されて、上限額や融資の可否が決定されます。

おまとめローンであれば年収の3分の1以上の借り入れも可能ですが、確実に融資を受けられるわけではありません。

おまとめローンは銀行と貸金業者のどちらがおすすめ?

おまとめローンの商品は、消費者金融などの貸金業者だけでなく、銀行にも取り扱いがあります。

おまとめローンを利用する際は、銀行と貸金業者のどちらを選ぶのがよいのでしょうか。

銀行と貸金業者のおまとめローンを比較する際には、以下の3点の違いを検討するとよいでしょう。

  • おまとめできる債務の種類
  • 設定される上限金利
  • 融資実行までにかかる時間

まとめられる債務の種類は、一般的に銀行よりも貸金業者のおまとめローンの方が多い傾向にあります。

金融業者によって取り扱いの可否は異なるため、利用前の確認が大切です。

おまとめローン締結で設定される借入利息金利は、一般的に銀行の方が貸金業者よりも低い傾向にあります。

金利を優先したい人は、銀行を選択したほうが負担を軽減できるかもしれません。

融資実行までにかかる時間に関しては、貸金業者の方が短い傾向にあります。

銀行の場合は数日かかるケースが多いのに対し、貸金業者の中には即日融資対象の所もあります。

おまとめローンを選択する際は、銀行と貸金業者双方の特徴を理解し、自分に適した方を選ぶのがよいでしょう。

銀行のおまとめローンおすすめ10選!低金利でまとめるなら金融機関が最適

おまとめローンを扱っているのは、銀行などの金融機関や消費者金融などの貸金業者です。

現状の借入金に適用されているものよりも低い金利で負債をまとめたい場合には、銀行を始めとした金融機関を選択したほうがよいでしょう。

金融業者によって金利設定は異なりますが、銀行のおまとめローンの方が総じて低い金利が適用されるケースが多いです。

銀行のおまとめローンのうち、おすすめできるものを以下に10種類紹介します。

スクロールできます
銀行名名称適用利率(年率)借入限度額返済期間
楽天銀行楽天銀行スーパーローン1.9〜14.5%800万円1年ごとに自動更新
みずほ銀行みずほ銀行カードローン2.0〜14.0%800万円1年ごとに自動更新
横浜銀行横浜銀行カードローン1.5~14.6%(変動金利適用)1,000万円1年ごとに自動更新
東京スター銀行おまとめローン(スターワン乗り換えローン)9.8〜14.6%1,000万円10年
りそな銀行りそなフリーローン(無担保型)1.7~14.0%1,000万円10年
イオン銀行フリーローン3.8~13.5%700万円8年
auじぶん銀行じぶんローン1.48~17.5%800万円1年ごとに自動更新
住信SBIネット銀行フリーローン4.025%~12.25%1,000万円10年
西日本シティ銀行NCBおまとめローン4.65%~15.0%500万円15年
きらぼし銀行きらぼしのおまとめローン3.4~14.8%500万円10年

おまとめローンを利用する前に、ご自身に合った商品を選ぶ際の参考にしてください。

楽天銀行スーパーローンは金利の負担を減らす目的で利用できる

楽天銀行スーパーローンは、ネット専業銀行である楽天銀行が提供しているカードローンサービスです。

おまとめローンには含まれませんが、利用の仕方によってはおまとめローンと同じように利用できます。

楽天銀行スーパーローンは適用される金利が比較的低いため、借り換えを実行すると利息負担の軽減につなげられる可能性が高いです。

さらに、楽天銀行スーパーローンでは金利を優遇するキャンペーンが不定期で実施されます。

適用金利が半分になるお得なキャンペーンもあるため、金利が低いタイミングを図って申し込みをするのもよいでしょう。

楽天ユーザーに対しても金利の優遇が適用される場合もあるため、普段から楽天系列のサービスを利用している人とも相性がよいです。

銀行名楽天銀行
名称楽天銀行スーパーローン
適用利率(年率)1.9〜14.5%
借入限度額800万円
返済期間1年ごとに自動更新
参照:楽天銀行公式HP

みずほ銀行カードローンは銀行ならではの金利水準で一本化できる

みずほ銀行カードローンは、大手都市銀行のみずほ銀行が運営するカードローンサービスです。

おまとめ専用のローンサービスではありませんが、おまとめローンと同様の活用ができます。

適用金利が低いため、負債の借り換えをすると利息負担の軽減につなげられる可能性が高いです。

もしみずほ銀行で住宅ローンの契約を交わしている場合は、0.5%の優遇が受けられます。

みずほ銀行で住宅ローンを契約している人や、大手銀行の信頼感を重視したい人にとっては、みずほ銀行カードローンは適した融資サービスといえるでしょう。

銀行名みずほ銀行
名称みずほ銀行カードローン
適用利率(年率)2.0〜14.0%
借入限度額800万円
返済期間1年ごとに自動更新
参照:みずほ銀行公式HP

横浜銀行カードローンは対象エリアが限られるがおまとめに積極的

横浜銀行カードローンは、地方銀行大手の横浜銀行が運営するカードローンサービスです。

横浜銀行カードローンを利用する要件として、以下の地域が居住地あるいは勤務地である必要があります。

  • 神奈川県内全地域
  • 東京都内全地域
  • 前橋市
  • 高崎市
  • 桐生市

利用できる人が限定されるローンサービスですが、おまとめに積極的である点が特徴です。

公式サイト上でも、借り換えやおまとめについての情報を豊富に掲載しています。

おまとめ専用のローンではありませんが、債務をまとめる目的で利用が比較的容易なカードローンサービスといえるでしょう。

スクロールできます
銀行名横浜銀行
名称横浜銀行カードローン
適用利率(年率)1.5~14.6%(変動金利適用)
借入限度額1,000万円
返済期間1年ごとに自動更新
参照:横浜銀行公式HP

東京スター銀行のおまとめローンは来店不要で1,000万円まで可能

おまとめローン(スターワン乗り換えローン)は、東京スター銀行が提供する、複数の負債をまとめる返済専用のローンサービスです。

おまとめローン(スターワン乗り換えローン)では、店頭への来店をせずに、最大1,000万円まで借りられます。

一般的に、おまとめローンの審査においては勤続年数を重視するケースが多いですが、おまとめローン(スターワン乗り換えローン)の場合は勤続年数1年未満でも利用が可能です。

以下の要件を満たしている人が利用できるため、比較的敷居が低いおまとめローンサービスといえるでしょう。

東京スター銀行おまとめローンの利用要件
  • 申込時の年齢が満20歳以上65歳未満
  • 前年度の税込年収が200万円以上
  • 正社員・契約社員・派遣社員の人
  • 現在のご勤務先の収入を確認できる書類(源泉徴収票・給与明細等)が提出できる
  • 過去に債務整理や自己破産をしていない人
  • 現在利用中のローンを延滞していない人
  • 過去6ヵ月以内に東京スター銀行のローン審査で否決されていない
  • 借入希望金額が30万円以上1,000万円以下

(引用:東京スター銀行公式HP

勤続年数が長くない人など、審査に不安がある人は、おまとめローン(スターワン乗り換えローン)を選択肢に加えるとよいでしょう。

スクロールできます
銀行名東京スター銀行
名称おまとめローン(スターワン乗り換えローン)
適用利率(年率)9.8〜14.6%
借入限度額1,000万円
返済期間10年
参照:東京スター銀行公式HP

りそな銀行フリーローンは他社ローンのおまとめ目的での利用もOK

りそなフリーローン(無担保型)は、大手金融機関のりそな銀行が運営するローンサービスです。

おまとめ専用ローンではありませんが、使用使途が自由で一度の融資手続きでまとまった金額の借り入れができるため、借り換え目的に利用できます。

公式サイト上でも、おまとめ目的での利用を推奨しています。

フリーローンの形式ながら、店舗への来店なしで手続きができるのが特徴です。

もともと低めの金利が適用されていますが、りそな銀行で住宅ローンを利用している場合は0.5%の優遇が受けられます。

WEBで手続きを完結できて金利が低いローンを利用したい人や、りそな銀行で住宅ローンを利用している人は、りそなフリーローン(無担保型)を選択肢に加えるとよいでしょう。

スクロールできます
銀行名りそな銀行
名称りそなフリーローン(無担保型)
適用利率(年率)1.7~14.0%
借入限度額1,000万円
返済期間10年
参照:りそな銀行公式HP

イオン銀行フリーローンは使い道自由で上限金利の低さが魅力

イオン銀行のフリーローンは、大手小売グループのイオン系列のローンサービスです。

上限金利が13.5%と低く設定されているため、おまとめローンとして利用すると支払総額を抑えられる可能性があります。

イオン銀行の店舗は、土日祝日を問わず年中利用可能です。

銀行のローンは、申し込みから融資完了まで時間がかかる場合があります。

土日祝日を問わず早めに申し込みをしたい場合でも、イオン銀行のフリーローンであれば対応してもらえます。

身近にイオン銀行の店舗がある人や、低い金利で負債をまとめたいと考える人には、イオン銀行のフリーローンは相性のよいサービスといえるでしょう。

スクロールできます
銀行名イオン銀行
名称フリーローン
適用利率(年率)3.8~13.5%
借入限度額700万円
返済期間8年
参照:イオン銀行公式HP

auじぶん銀行じぶんローンは最大800万円までで最短即日融資も可能

auじぶん銀行のじぶんローンは、通信大手であるKDDIグループの傘下企業が運営するローンサービスです。

おまとめ専用ローンではありませんが、おまとめローンとしての利用もできます。

審査内容とタイミング次第では、最短で即日融資にも対応しているため、急ぎで融資を受けたい人に適したサービスです。

最大800万円まで借り入れが可能であるため、他社の高額の借り入れのおまとめに適しています。

au IDを持っている人は金利が優遇されたり、提携のATM利用の場合は手数料無料であったりと、利点も多いです。

WEBでの申し込みで完結したい人や、au IDを活用したい人に適したサービスといえるでしょう。

スクロールできます
銀行名auじぶん銀行
名称じぶんローン
適用利率(年率)1.48~17.5%
借入限度額800万円
返済期間1年ごとに自動更新
参照:auじぶん銀行公式HP

住信SBIネット銀行フリーローンは条件を満たせば金利が引き下げられる

住信SBIネット銀行のフリーローンは、ネット専業銀行の住信SBIネット銀行が運営するフリーローンサービスです。

おまとめ専用ローンではありませんが、資金使途自由の金融サービスであるため、おまとめローンと同様の目的で利用できます。

ネット専業銀行のサービスであるため、WEB上での申し込みで手続きが完結します。

スマートフォンのアプリを利用したカードレスサービスに対応しており、手軽さとスピーディーさが魅力です。

以下の条件を満たしている場合は、金利の優遇が受けられます。

  • 住信SBIネット銀行で住宅ローン契約がある
  • 住信SBIネット銀行のカードローンを利用している
  • SBI 証券口座を持っている

関連のサービスを利用している人は、住信SBIネット銀行のフリーローンを優先的に検討してみてはいかがでしょうか。

スクロールできます
銀行名住信SBIネット銀行
名称フリーローン
適用利率(年率)4.025%~12.25%
借入限度額1,000万円
返済期間10年
参照:住信SBIネット銀行公式HP

西日本シティ銀行のNCBおまとめローンは最長15年間で返済できる

NCBおまとめローン(無担保型)は、地方銀行の西日本シティ銀行が運営するローン商品です。

NCBおまとめローン(無担保型)の特徴としては、最長15年の返済期間が設定できる点が挙げられます。

数あるおまとめローンの中でも、15年の設定ができる商品は多くありません。

長い返済期間を設定すると、月々の支払金額を抑えられる効果があります。

さらに不動産を担保にできる場合は、最大借入額を1,500万に設定できて、かつ返済期間を最長20年にできます。

長い返済期間を設定して、毎月の負担額を少しでも抑えたいと考える人は、NCBおまとめローンの利用が向いているといえるでしょう。

スクロールできます
銀行名西日本シティ銀行
名称NCBおまとめローン(無担保型)
適用利率(年率)4.65%~15.0%
借入限度額500万円
返済期間15年
参照:西日本シティ銀行公式HP

きらぼし銀行おまとめローンはおまとめ資金に加えて追加融資も可能

きらぼしのおまとめローンは、地方銀行のきらぼし銀行が運営するおまとめ専用ローンです。

きらぼしのおまとめローンの特徴としては、おまとめローン契約後でも追加で融資申込ができる点が挙げられます。

一般的に、おまとめローンは返済を目的としたローンであるため、追加の融資が受けられません。

おまとめローンの契約後にも追加で融資を受ける可能性がある場合には、きらぼし銀行のおまとめローンが向いています。

安定した収入があれば、契約社員や派遣社員だけでなくパートやアルバイトでも融資が受けられる可能性があるのも特徴です。

追加融資の可能性がある人やパートおよびアルバイトの人で、負債をまとめたい場合には、きらぼし銀行のおまとめローンの利用を検討してみましょう。

スクロールできます
銀行名きらぼし銀行
名称きらぼしのおまとめローン
適用利率(年率)3.4~14.8%
借入限度額500万円
返済期間10年
参照:きらぼし銀行公式HP

貸金業者のおまとめローンおすすめ10選!最短今日中に一本化できるローン一覧

おまとめローンは、銀行だけでなく消費者金融などの貸金業者でも取り扱いがあります。

貸金業者のおまとめローンの特徴は、審査及び融資完了の時間が短くて済む点です。

即日融資に対応している業者も多いため、最短当日中に負債の一本化ができます。

貸金業者が提供するおまとめローンのうち、特におすすめの10種類を以下で紹介します。

スクロールできます
名称適用利率(年率)借入限度額返済期間
アイフルおまとめMAX3.0~17.5%800万円10年
プロミスおまとめローン6.3~17.8%300万円12年3ヶ月
SMBCモビットおまとめローン3.0~18.0%800万円13年4ヶ月
レイクdeおまとめ6.0~17.5%500万円10年
アコムおまとめローン7.7%~18.0%300万円12年3ヶ月
ORIX MONEYおまとめローン3.0~17.8%800万円8年
中央リテール10.95〜13.0%500万円10年
いつも(itsumo) おまとめローン4.8~18.0%500万円5年
アスマイル借換え・おまとめローン6.9~13.9%300万円10年
ダイレクトワンお借り換えローン4.9~18.0%300万円10年

今回紹介する内容を、ご自身に合ったおまとめローン選びの参考にしてください。

アイフルおまとめMAXは融資に積極的で金利の負担を減らしやすい

アイフルおまとめMAXは、大手貸金業者のアイフルが運営するおまとめ専用ローンです。

融資に積極的な商品であり、貸金業者の中では設定金利が低いため、利息負担の総額を減らせる可能性があります。

アイフルおまとめMAXの特徴としては、消費者金融のカードローンはもちろん、銀行カードローンやクレジットカードのショッピングリボなど幅広い負債を対象にできる点が挙げられます。

おまとめローンの中には、銀行カードローンやキャッシングリボを対象外としているケースが多いです。

さまざまな種類の負債をまとめたいと考えている人は、アイフルおまとめMAXを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

スクロールできます
名称アイフルおまとめMAX
適用利率(年率)3.0~17.5%
借入限度額800万円
返済期間10年
参照:アイフル公式HP

プロミスのおまとめローンは低金利で300万円まで借入できる

プロミスのおまとめローンは、大手貸金業者のプロミスが運営しているおまとめ専用ローンです。

プロミスのおまとめローンの特徴としては、他社解約が不要である点が挙げられます。

おまとめローンは借入金の返済を目的とした商品であるため、追加の借り入れを禁じているケースが多いです。

プロミスの場合はおまとめローンを利用しながら別途の借り入れが受けられるため、負債をまとめた後も借り入れをする可能性がある人に向いています。

プロミスのおまとめローンはWEB完結できず、自動契約機あるいは電話による申し込みの2つの申込方法が用意されています。

大手貸金業者の信頼感を得たい人や、追加借り入れを希望する人は、プロミスのおまとめローンを選択肢に加えるとよいでしょう。

スクロールできます
名称プロミス おまとめローン
適用利率(年率)6.3~17.8%
借入限度額300万円
返済期間12年3ヶ月
参照:プロミス公式HP

SMBCモビットは800万円まで使えて手続きをWEBで完結できる

SMBCモビットのおまとめローンは、金融大手の三井住友フィナンシャルグループの企業が運営するローンサービスです。

設定できる返済期間は最長13年4ヶ月と長いため、月々の負担を軽減できます。

最大800万円まで融資が受けられるため、複数の負債をまとめるのに活用できます。

申し込みはWEBで完結させられるため、自宅にいながら手続きを終えられるのも特徴です。

さらに、SMBCモビットのおまとめローンで返済する際に負担した利息に対して、Vポイントが付与されます。

貯まったVポイントは返済資金にも活用できるため、効率的な運用ができるでしょう。

WEBで手軽に申し込みをしたい人や、ポイントを活用した効率的な返済をしたい人にとって、SMBCモビットのおまとめローンは相性のよい商品です。

スクロールできます
名称SMBCモビットおまとめローン
適用利率(年率)3.0~18.0%
借入限度額800万円
返済期間13年4ヶ月
参照:SMBCモビット公式HP

レイクdeおまとめは段階的に借入を減らせるおまとめ専用のローン

レイクdeおまとめは、新生フィナンシャルが運営するおまとめ専用ローンサービスです。

レイクdeおまとめを申し込んだ場合、現状の借入先に申込者の名義で直接振り込みがされて、精算が完了します。

申し込みは原則電話で行い、審査結果を確認した後に最寄りの自動契約機で手続きを行います。

最寄りにSBI新生銀行カードローンの自動契約機があるか、事前に確認しておくとよいでしょう。

レイクは消費者金融業者の中でも最大手の1つであるため、信頼して利用できるサービスです。

スクロールできます
名称レイクdeおまとめ
適用利率(年率)6.0~17.5%
借入限度額500万円
返済期間10年
参照:レイク公式HP

アコムのおまとめローンは最短今日中に一本化できる素早さが人気

アコムのおまとめローンは、三菱UFJフィナンシャルグループの企業が運営するおまとめ専用カードローンです。

最長で12年3ヶ月の返済期間を設定できるため、月々の負担を軽減する効果が期待できます。

アコムのおまとめローンは、WEB申し込みが可能であるため、最短即日で融資が実行されます。

アコムのおまとめローンは、急いで負債を整理してまとめたいと考えている人に向いているおまとめローンサービスといえるでしょう。

契約が完了すると、現状の借入先に対して申込者名義で振り込みをしてくれるため、精算がスムーズです。

即日の手続き完了を重視したい人は、アコムのおまとめローンを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

スクロールできます
名称アコム おまとめローン
適用利率(年率)7.7~18.0%
借入限度額300万円
返済期間12年3ヶ月
参照:アコム公式HP

ORIX MONEYおまとめローンはアプリで返済の管理がしやすい

ORIX MONEYおまとめローンは、金融大手のオリックスグループが運営するおまとめ専用カードローンです。

ORIX MONEYおまとめローンは、銀行カードローンやクレジットカードのショッピングリボも対象に含められるため、借り入れの種類が多い人にも適しています。

アプリで返済の管理ができるのも、ORIX MONEYおまとめローンの特徴です。

公式アプリのORIX MONEYを用いて、借入残高や次回返済額の確認がいつでもできます。

アプリを用いて、ATMでの返済手続きやインターネット決済も可能です。

アプリで手軽に借り入れの管理をしたいと考えている人にとっては、ORIX MONEYおまとめローンは相性のよいおまとめローンサービスといえるでしょう。

スクロールできます
名称ORIX MONEYおまとめローン
適用利率(年率)3.0~17.8%
借入限度額800万円
返済期間8年
参照:オリックスクレジット公式HP

中央リテールはおまとめローン専用の業者だから実績が豊富

中央リテールは、おまとめローンに特化した中小の消費者金融業者です。

おまとめローンに関する知識と経験が豊富で、審査完了や融資完了までに要する時間が短いため、スムーズな手続きを行ってくれます。

相談窓口の担当者は、すべて国家資格である貸金業務取扱主任者を所有しているため、最適なアドバイスをしてもらえるのも強みです。

無担保での申し込みも可能ですが、不動産を担保にできる場合は借入限度額と適用利率の面で優遇が受けられます。

おまとめローンに関して不安があり、専門的なアドバイスを受けながら手続きをしたい場合は、中央リテールに相談するとよいでしょう。

スクロールできます
名称中央リテール
適用利率(年率)10.95〜13.0%
借入限度額500万円
返済期間10年
参照:中央リテール公式HP

いつも(itsumo)のおまとめローンはプライバシーへの配慮が嬉しい

いつも(itsumo)のおまとめローンは、中小の消費者金融業者で、利用者のプライバシーへの配慮が充実した融資サービスです。

原則的にWEB上で手続きを完結させられるため、スムーズに利用ができます。

自宅への郵送物は、申込者への同意なしに送られるケースはありません。

自宅や勤務先への電話連絡も原則的に実施しませんので、家族や勤務先にバレる心配も少ないです。

融資金は、手続き完了後即座に振り込みの形式で実行されます。

PayPay銀行を受取銀行に指定している場合は、24時間365日いつ申し込みをしても即座に着金の確認が可能です。

プライバシーに配慮しながら手続きをしたいと考える人は、いつも(itsumo)のおまとめローンをチェックしてみてはいかがでしょうか。

スクロールできます
名称いつも(itsumo)おまとめローン
適用利率(年率)4.8~18.0%
借入限度額500万円
返済期間5年
参照:いつも(itsumo)公式HP

アスマイルの借換え・おまとめローンは30日間無利息が適用される

アスマイルの借換え・おまとめローンは、アスマイルが運営するおまとめ専用ローンです。

アスマイルは、出産ローンやブライダルローンなど個性的なローンサービスを提供している中小の消費者金融で、借り換えおまとめローンの取り扱いもあります。

アスマイルのおまとめローンの特徴は、無利息期間30日間の設定がある点です。

通常のカードローンでは、多くの業者が適用している無利息期間ですが、おまとめローンではあまりみられません。

30日間は利息負担がかからないため、利息負担の軽減につなげられます。

さらに、契約日から40~75日の範囲で初回返済日を設定するため、契約当初の負担の軽減ができるのも魅力です。

無利息期間の適用を受けたい人や、初回返済日を遅らせたい人にとっては、アスマイルの借換え・おまとめローンは理想的なローンサービスといえるでしょう。

スクロールできます
名称アスマイル借換え・おまとめローン
適用利率(年率)6.9~13.9%
借入限度額300万円
返済期間10年
参照:アスマイル公式HP

ダイレクトワンは銀行グループの貸金業者だから安心感がある

ダイレクトワンのお借り換えローンは、おまとめ目的で利用できるローンサービスです。

ダイレクトワンは、地方銀行大手のスルガ銀行が運営するサービスであるため、信頼感があります。

消費者金融カードローンやクレジットカードのキャッシングだけでなく、銀行カードローンやキャッシングリボにも対応しているのが特徴です。

ダイレクトワンのお借り換えローンは、WEB申し込みだけでなく店頭窓口での申し込みができます。

WEBや無人契約機を利用した申し込みに不安を覚える人は、先方担当者との対面で手続きができるのは利点といえるでしょう。

窓口対応ができる店舗数は限られているため、申込前に最寄りの店頭を確認しておくと無難です。

銀行運営の信頼感を得たい人や、窓口対応を希望する人は、ダイレクトワンのお借り換えローンを検討してみてはいかがでしょうか。

スクロールできます
名称ダイレクトワン お借り換えローン
適用利率(年率)4.9~18.0%
借入限度額300万円
返済期間10年
参照:ダイレクトワン公式HP

自分に合ったおまとめローンを選ぶためのポイントをチェック

おまとめローンの商品を扱っている金融業者は多くあるため、利用に際しては自分に合った商品を選択するのが大切です。

数多くあるおまとめローンの中から選択する際には、比較するポイントを絞って判断するのがよいでしょう。

自分に合ったおまとめローンを選ぶ際に比較したいポイントについて、主な要素を以下に6点紹介します。

おまとめローンを選ぶ際のポイント
  • 現在の借入がおまとめ対象になるかを確認する
  • 今よりも適用金利が低くなるかは重要なポイント
  • 金利だけでなく月々の返済額が減少するかも重要
  • 即日融資ができるなら今日中に一本化ができる
  • WEB完結できる業者なら手続きが楽になる
  • おまとめ専用のローンならサポート体制が手厚い

ご自身に最適なおまとめローンを選ぶ際に、ぜひ参考にしてください。

現在の借入がおまとめ対象になるかを確認する

おまとめローンを利用する前に、現在借り入れしている負債がまとめられる対象に含まれているかを確認しましょう。

おまとめローンを用いても、全ての債務がまとめられるわけではありません。

金融業者によって取り扱っている負債の範囲は異なるため、事前の確認は不可欠です。

特に、銀行カードローンは業者によって取り扱いが異なるケースが多いため、銀行からお金を借りている人は慎重に確認する必要があります。

おまとめローンの対象は、カードローンやクレジットカード利用による借り入れのみです。

住宅ローンやマイカーローンなど特定の目的で融資を受けたローンの場合には、一部の商品を除き、どのおまとめローン商品でも対象になりません。

ご自身が受けている借り入れの内容を整理して、おまとめローンの対象に含まれているか確認しましょう。

今よりも適用金利が低くなるかは重要なポイント

おまとめローンを選ぶ際は、現在の借り入れに適用されている利率よりも低くなるか確認するのが重要なポイントです。

おまとめローンを利用する目的の1つとして、利息を含めた支払総額の軽減が挙げられます。

現在の借り入れに適用されている金利よりも低いおまとめローンを利用しないと、支払総額を少なくできません。

適用金利を確認する際は、固定金利と変動金利のどちらが適用されているかを確認するのも重要です。

変動金利の場合は、契約当初は金利が低いと思っていても、経済情勢などが影響して金利が高くなるリスクがあります。

返済期間中金利が上昇するリスクを抑えたい場合は、固定金利を適用しているおまとめローンを選んだ方が無難です。

金利だけでなく月々の返済額が減少するかも重要

おまとめローンを利用する際は、金利の低下による支払総額の減少だけでなく、月々の返済額が減少するかも確認しましょう。

特に、毎月の返済額が高額で家計を圧迫している場合には、契約後の月額の事前把握が重要です。

毎月の返済額は、利息利率のみではなく、返済に要する期間も影響を及ぼします。

利息利率が下がって支払総額が減少しても、返済期間が短くなると月ごとの返済額が増加する可能性があります。

月ごとの返済額を減らしたい場合は、長期の返済期間が適用されるおまとめローンを選択するとよいでしょう。

返済期間が長くなると、利息負担の増加が影響して支払総額が増加する点は理解しておく必要があります。

返済期間が長いおまとめローンを利用する際は、余裕のあるタイミングで繰上返済を実施するなどして、支払総額を抑えるように取り組むのも重要です。

即日融資ができるなら今日中に一本化ができる

早急に負債の一本化を実現したい場合は、即日融資に対応しているおまとめローンを選ぶとよいでしょう。

消費者金融が提供するおまとめローンの中には、即日融資に対応しているものも多いです。

審査に通過し申し込みの当日中に手続きが完了すると、業者から既存の借入先に資金を振り込まれて精算が完了します。

支払いの期限が迫っていたり、すでに期限が過ぎている場合であったり、急いで手続きをする必要がある状況の際は、即日融資に対応したおまとめローンを利用しましょう。

銀行のおまとめローンサービスでは、原則的に即日融資に対応していません。

消費者金融のおまとめローンサービスの中には、即日融資を受けられる可能性があるものも多いため、優先的に選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

WEB完結できる業者なら手続きが楽になる

WEBで申し込みが完結させられる業者を利用すると、手続きが楽でかつ迅速に取り組めます。

近年は、WEBやスマートフォンアプリを活用してローンの申し込みに対応している業者が出てきています。

WEBやアプリの場合は、インターネットに接続する環境があれば、自宅などどこにいても手続きを完結させられるのが利点です。

WEB完結であれば、自宅への郵送物を無しにできるサービスもあるため、家族に手続きに関して黙っていたい場合にも利用できます。

WEBやアプリを活用する場合は、返済日や毎月の返済額および繰上返済の手続きなどもWEB上で行えるため、契約時だけでなく申込後も便利に利用できる可能性が高いです。

おまとめ専用のローンならサポート体制が手厚い

おまとめ専用ローンの場合は、カードローンなど一般的な融資サービスと比較して、サポート体制が充実している商品が多いです。

利用者がいつでも相談できる問い合わせ窓口が用意されているサービスが多く、困った時にはすぐに対応してもらえます。

サポート体制を含め、返済方法の選択肢の多さやオンラインサービスの充実具合など、サービス内容が充実しているものも多いです。

自宅近くのATMで返済ができたり、保有している銀行口座からの振替に対応しているサービスであったり、自分に合った使いやすいサービスかを検討してみましょう。

おまとめローンの利用に不安を覚える人は、いつでも相談できる問い合わせ窓口があり、トラブル時のサポートが充実している金融業者を選択するのが重要です。

おまとめローンの審査は甘いの?審査に通って一本化を成功させるコツ

おまとめローンは審査が甘いと考える人がいますが、実際には甘い審査が実施されるとは考えられません。

おまとめローンは、前述のとおり総量規制の対象外のローンであるため、審査が甘いと誤解されるケースがあります。

しかし、そもそも審査が甘いキャッシングというものは存在しませんし、借入金額が通常よりも大きくなりがちなおまとめローンにおいても同様です。

ここでは、おまとめローンの審査について、以下の6つの視点で解説をします。

おまとめローンの審査に関するポイント
  • おまとめローンは高額の契約になるため審査は甘くない
  • カードローンと同様に審査では返済能力の証明が重要になる
  • 収入証明書をあらかじめ用意しておくとスムーズに進む
  • 返済負担率20%程度の現実的な返済計画を立てられると良い
  • 審査が不安なら貸金業者のおまとめ専用ローンがおすすめ

おまとめローンを利用して負債の一本化を実現するため、紹介するポイントを押さえて申し込みをしてみましょう。

おまとめローンは高額の契約になるため審査は甘くない

おまとめローンは通常のカードローンと同様の審査が実施されるだけでなく、契約金額が高額になる場合が多いため、審査は甘くありません。

おまとめローンは総量規制対象外であるため、規制上は年収額に関係なくローン契約が可能です。

しかし、各金融業者は適正な審査を実施するため、契約金額が高額になるケースのあるおまとめローンは審査に通過できない場合もあります。

おまとめローンは審査が甘いと誤解している人もいますが、実際には審査が甘くなるケースはないと理解しておくとよいでしょう。

カードローンと同様に審査では返済能力の証明が重要になる

おまとめローンの審査においては、カードローンと同様に返済能力の証明が重要です。

おまとめローンは総量規制の対象外であるため、金融業者側は希望者の年収額に関係なく融資を実行できます。

しかし、返済が難しい貸し付けを行うと返済ができなくなり貸付金が回収できなくなってしまう恐れがあります。

そのため、金融業者側は借入希望者の返済能力を証明する目的で年収額などの収入状況を確認するのが一般的です。

返済能力の証明は、おまとめローンだけでなく通常のカードローンでも同様に実施されます。

通常のカードローンかおまとめローンかに関係なく、返済能力の確認は必ず実施されると理解しておきましょう。

収入証明書をあらかじめ用意しておくとスムーズに進む

おまとめローンの申し込みをする前に、収入証明書が必要となる場合はあらかじめ用意しておくと手続きをスムーズに進められます。

返済能力の証明をするため、金融業者は借入希望者に収入証明書を求める場合があります。

50万円以上の融資額を希望する場合に証明書の提出を求めるなど、金融業者によって要件が異なるため事前の確認が必要です。

収入証明書には、以下のような書類が該当します。

  • 源泉徴収票
  • 支払調書
  • 直近2ヶ月以上の給与明細書
  • 確定申告書
  • 青色申告決算書
  • 市町村税および都道府県税の課税証明書

証明書の種類によっては、自治体などに発行依頼をする必要があり、取得までに時間がかかるケースもあります。

おまとめローンの申し込みをする前に、あらかじめ準備しておくとスムーズに手続きを進められるでしょう。

返済負担率20%程度の現実的な返済計画を立てられると良い

おまとめローンの契約を行う際は、返済負担率が20%程度で負担感が少なく現実的な返済計画を立てられるのが望ましいです。

返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合のことを指します。

返済負担率は、返済能力を判断する際に利用されるケースが多い指標です。

おまとめローンの場合は、返済負担率が20~40%以下が返済可能な目安と考えられます。

従って、年収が1,000万円あったとしても借入金額500万円を希望する場合には、返済負担率が50%となり返済能力が低いと判断されます。

おまとめローンは、複数の借り入れを1ヶ所の金融業者にまとめるため、借入金額が高額になるケースが多いです。

返済負担率が高くなる状況も多いと考えられますが、申込前に可能な限り返済をしておくなどで、現実的な水準の返済計画を立てられるように取り組みましょう。

審査が不安なら貸金業者のおまとめ専用ローンがおすすめ

おまとめローンの審査に不安を覚える場合は、銀行ではなく貸金業者のおまとめ専用ローンを選択する方がよいです。

おまとめローンを取り扱っている金融業者は、多岐にわたります。

中でも銀行が提供するおまとめローンは、消費者金融などの貸金業者のものよりも低金利で契約できるケースが多いです。

利息負担を軽減するため、少しでも低い金利でローンを組みたいと考えるのは自然の流れでしょう。

しかし、審査の面では銀行の商品の方が厳しいとされています。

金利が高いおまとめローンが審査に通る可能性が高くはありませんが、一般的には金利が低いほど審査に通るのが難しくなる傾向があります。

審査に通過する自信がない人は、銀行のおまとめローンよりも、消費者金融など貸金業者の商品を中心に選択する方が無難です。

おまとめローンの審査に落ちる人の特徴と対策をまとめました

おまとめローンは総量規制の対象外であるとはいえ、審査が甘いわけではありません。

通常のカードローンなどの金融サービスと同様、適正な審査が実施され、融資の可否を判断されます。

申し込みをする前に、ご自身の審査に落ちる要因となるポイントを理解して、少しでも有利に審査を受けられるように準備しておくのが大切です。

おまとめローンの審査に落ちる要因と考える主要なポイントを、以下に6点紹介します。

おまとめローンの審査に落ちる人の特徴
  • 収入が少ないまたは安定していない
  • 申込み時点で他社借入が4件以上ある
  • 借入中の他社に延滞や滞納をしている
  • 過去に金融事故を起こした経験がある
  • 会社への在籍確認がとれなかった
  • おまとめローンの利用が2回目以上である

落ちる要因を1つでも減らしておくと、審査に通過する可能性を高められるでしょう。

収入が少ないまたは安定していない

年収が少ない、または安定していない人は、おまとめローンの審査に落ちる可能性があります。

融資を行う金融業者側が返済能力の判断をする際に、収入の状況は最も重視する点の1つです。

年収の金額だけでなく、安定性も重要な要素と考えられます。

個人事業など、収入が不安定な人よりも、会社員など継続して収入を得られると判断される人の方が審査に通る可能性は高いです。

収入が低い人は、申し込む借入額を少額にするなど、ご自身の返済能力に見合ったローンの利用を検討する必要があります。

副業などに取り組み、収入を増やしたうえで申し込むのも有効な方法です。

申込み時点で他社借入が4件以上ある

おまとめローンの申し込みをする時点で、他の金融業者からの借入件数が4件以上ある場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。

業者側が審査を実施する際、現状の借入金額に加えて、利用している業者の件数を確認する場合が多いです。

4社以上など数多くの金融業者を同時に利用している申込者は、返済能力や資金管理能力に欠けているのではないか、と判断されてしまいかねません。

多い件数の定義はなく、業者によって判断の基準は異なります。

中には3社でも多いと判断して、審査を通さない業者もあるかもしれません。

おまとめローンの申し込みをする際は、できるだけ借入相手先業者の件数を減らしておくと、審査に有利になります。

借入中の他社に延滞や滞納をしている

おまとめローンの申込時に借り入れをしている他社に対して、延滞や滞納の事実がある場合には、審査に通らない可能性が高いです。

カードローンを利用してお金を借りた場合は、原則的に決められた期日までに所定の金額を返済する必要があります。

決められた期日に返済できない場合は延滞や滞納とみなされ、場合によっては延滞金の請求を受けるケースもあるでしょう。

延滞や滞納の事実は、消費者の金融取引関係の情報を取りまとめている信用情報機関に記録されます。

おまとめローンの業者も、申込者の信用情報は確認するため、延滞や滞納の事実が発覚する可能性は極めて高いです。

おまとめローンを申し込む際は、既存の借入先に対して延滞や滞納をしないように対応する必要があります。

過去に金融事故を起こした経験がある

過去に金融関連の事故を起こした経験がある場合には、おまとめローンの審査に落ちる可能性が高いです。

金融関連の事故とは、融資など金融サービスを利用した際の返済遅延や支払不能の履歴のことで、以下のようなケースが該当します。

  • クレジットカード利用金額の支払遅延
  • 各種ローンの返済期日遅延
  • 携帯端末の分割代金の支払遅延や未払い
  • 短期間に複数のクレジットカードやカードローンに申し込む行為
  • 自己破産など債務整理の実施

金融関連の事故は、前述の信用情報機関における記録の対象となります。

事故歴がある人は、原則的に各種ローンを新規で申し込んでも、審査を通過できません。

金融事故の履歴は、一定期間が経過すると信用情報機関のデータベースから消滅します。

消滅に要する期間は、事故歴の内容にもよりますが、5~7年が目安であるとされています。

過去に金融関連の事故がある場合は、履歴の消滅を確認してからおまとめローンの申し込みを開始した方がよいでしょう。

会社への在籍確認がとれなかった

金融業者が実施する会社への在籍確認で所属が確認できなかった場合、おまとめローンの審査に落ちてしまう場合が多いです。

在籍確認とは、ローンの申込者が申告した勤務先に所属しているかを確認する手続きのことを指します。

一般的に、在籍確認は金融業者が勤務先に電話をかけて実施します。

在籍確認においては、電話を行った際に本人が出る必要はありません。

電話応対者との会話により申込者が所属している事実を確認できた場合には、在籍確認が取れたと認定されます。

しかし、電話をかけた日が勤務先の休業日であるなど、在籍確認ができなかった場合は審査に通らなくなる場合があります。

勤務先に電話をかけて欲しくない場合や、電話による在籍確認が難しいと判断される場合は、電話なしで在籍確認を実施する金融業者を選ぶのがよいでしょう。

おまとめローンの利用が2回目以上である

過去におまとめローンを利用した経験があり、2回目以上の申し込みをする場合は、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

過去におまとめローンの審査に通ったからといって、2回目も通る保証はありません。

再びおまとめローンを利用する状況になっている点を考慮されて、信用度が低いと判断される恐れもあります。

2回目のおまとめローンを申し込む際は、過去の金融関連の事故履歴が残っていないか、あるいは残債に延滞がないかなどを精査するのが大切です。

1回目よりも審査が厳しくなると考えて、可能な限り審査に不利となる要素を取り除いてから申し込む方がよいでしょう。

2回目以降のおまとめローンの申し込みは可能ですが、審査が厳しくなると予想し、慎重に対応する必要があります。

おまとめローンを利用する前に知っておきたい注意点やデメリット

おまとめローンは、複数の負債を1ヶ所の金融業者に集約して負担を軽減できるサービスです。

利息負担の軽減など利点が多い反面、注意しておきたい欠点も存在します。

おまとめローンを利用する際は、利点の部分だけでなく欠点や注意点についても十分に理解して後悔しないようにしましょう。

おまとめローンの注意点や欠点として、主な要素を以下に7点紹介します。

おまとめローンの注意点
  • おまとめローンなら必ず金利が下がるというわけではない
  • 返済期間や金利によっては返済総額が増えるリスクがある
  • おまとめ専用ローンは返済専用のため追加融資ができない
  • 一本化したクレジットカードやローンでは新規借入ができなくなる
  • 他社ローンの解約を契約条件としているところもある
  • 返済方法や月々の返済金額をあらかじめ確認しておこう
  • 審査に落ちたり返済できなくなったら債務整理が必要になる

金融業者によって取り扱いが異なるケースも多いため、申し込む業者の要件を確認するのも重要です。

おまとめローンなら必ず金利が下がるというわけではない

おまとめローンを申し込んだからといって、必ずしも金利が下がる保証はありません。

おまとめローンを利用する目的は、支払総額の軽減です。

現状の借入金よりも低い利率のおまとめローンで負債をまとめると、利息額が減って支払総額を抑えられます。

しかし、おまとめローンを申し込んだ金融業者側の審査結果によっては、想定よりも高い利率が適用される可能性があります。

負担の軽減を目指しておまとめローンを申し込んだ結果、かえって利率が高くなってしまうかもしれません。

おまとめローンの利用により金利が下がらず、逆に利率が高くなって利息負担が増加してしまうリスクに関しても想定しておきましょう。

返済期間や金利によっては返済総額が増えるリスクがある

おまとめローンの契約により、返済期間や金利などの条件次第では返済総額が増えるリスクがある点も理解しておきましょう。

おまとめローンを利用して、負債が1ヶ所の業者にまとまり、かつ利率も既存の借り入れよりも低く抑えられたとします。

一方、おまとめローンは借入金額が高額になるケースが多いため、返済期間の長期化も可能です。

返済期間を長くしすぎてしまうと、利息を負担する期間もそれに伴って長くなります。

結果的に、利率が下がっても利息の総額が高くなってしまい、支払総額が高額になってしまうかもしれません。

おまとめローンを利用する際は、金利の低さのみに注目せず、シミュレーションを十分に行って返済期間と支払総額についても配慮するのが大切です。

おまとめ専用ローンは返済専用のため追加融資ができない

おまとめローンは、返済専用の融資サービスであるため、追加の融資が受けられません。

通常のカードローンの場合は、申込時に申請した借入限度額の範囲内で、繰り返し融資が受けられます。

一方、おまとめローンは追加の融資を想定していないため、追加でお金が必要になった場合には別の手段を検討する必要があります。

おまとめローンの返済中でも、別の金融サービスの利用は可能です。

しかし、別のサービスを利用する際は、仮に同じ金融業者のサービスであったとしても改めて審査に通過する必要があります。

おまとめローン契約後は、高額の借入金を抱える状況である場合が多いため、審査に落ちる可能性が高くなっている点も想定しておかないといけません。

一本化したクレジットカードやローンでは新規借入ができなくなる

おまとめローンを申し込んだ場合、一本化する前に利用していたクレジットカードや各種ローンでは、新規借り入れができなくなる場合があります。

前述のとおり、おまとめローンは返済専用ローンであるため、追加の融資は受けられません。

追加での融資申し込みが出来なくするため、おまとめローンにより精算されたクレジットカードのキャッシング枠や各種ローンは、解約が必要になるケースが多いです。

解約後は、改めて申し込みをして審査に通過しないと、追加の融資が受けられなくなってしまいます。

クレジットカードの場合は、キャッシング枠は利用できない一方で、ショッピング枠は継続して利用できるのが一般的です。

クレジットカード自体が使用不可となるのではなく、キャッシングなど融資サービスのみが使えなくなります。

おまとめローンの利用により、その後の金融サービスに及ぶ影響について正確に理解しておきましょう。

他社ローンの解約を契約条件としているところもある

おまとめローンの中には、他社の各種ローンの解約を契約時の条件にしている場合があります。

おまとめローンは現状抱えている借金の完済を目的としているため、借入金額を増やせないようにする金融業者も多いです。

前述のとおり、おまとめローン自体は追加での融資は実施していません。

他社ローンの解約を規定しているおまとめローンを利用して、規約違反と認定されてしまった場合は、借入金額の一括返済を求められる恐れもあります。

おまとめローンの契約を行った後、追加で借り入れをする可能性がある場合には、他社ローンの解約を条件にしていない金融業者を選択する必要があるでしょう。

返済方法や月々の返済金額をあらかじめ確認しておこう

おまとめローンの契約を締結する前に、返済方法の確認や月々の返済金額の試算を行っておきましょう。

おまとめローンの実施により、複数の借り入れを1ヶ所の金融業者にまとめて管理できるようになります。

しかし、返済期間の設定や返済方法によっては、月々の返済金額が以前よりも高額になってしまう可能性もあります。

月々の返済額を抑えられても、返済期間全体でみた支払総額は増えてしまうケースも多いです。

おまとめローンを利用して、逆に負担が大きくなってしまっては意味がありません。

金融業者に相談すると正確なシミュレーションをしてくれる場合が多いため、契約前に念入りに返済方法や金額を確認しておきましょう。

審査に落ちたり返済できなくなったら債務整理が必要になる

おまとめローンの審査に落ちて、借金の返済ができなくなった場合は、債務整理を余儀なくされる場合もあります。

債務整理とは、現状では借金の返済ができないと判断した際に実施するもので、返済期限の延長や借金額の減額あるいは免除を受ける手続きのことです。

債務整理には、以下の4種類があります。

  • 任意整理:債権者と交渉して将来利息の免除や返済期限の延長を受ける手続き
  • 特定調停:簡易裁判所に仲裁してもらい返済条件の見直しなどを行う
  • 個人再生:裁判所に申立てて借金を5分の1程度に減額してもらう
  • 自己破産:裁判所に申立てて例外を除き借金を全額免除してもらう

債務整理は、いずれも返済できない借金に対応する有効な手段です。

しかし、手続き後は信用情報上の事故履歴として記録されてしまい、新規借り入れやクレジットカードの利用などが出来なくなってしまいます。

債務整理は、おまとめローンが利用できず借金返済が難しくなった場合の最終手段として認識しておきましょう。

おまとめローンの特徴を理解して自分に合ったものを選ぼう

おまとめローンは、複数の相手先からの借金を1ヶ所の金融業者にまとめられる返済専用ローンです。

返済手続きや心理的負担を軽減できて、かつ条件次第で返済総額を抑える効果があります。

おまとめローンを利用する前に、現在受けている借り入れがおまとめの対象かどうか確かめたり、利用後の適用金利や支払月額および支払総額を確かめたりするのが大切です。

おまとめローンは、通常のカードローンと同様に適正な審査が実施されるため、決して審査が甘くなるわけではありません。

借入先を減らしておくなど、可能な限りの対策を講じて、審査に通る確率を高めておくとよいでしょう。

おまとめローンの利点だけでなく、追加融資が受けられないなどの欠点についても理解し、ご自身に合っているか検討したうえで利用の可否を決めるのが大切です。

今回紹介したおすすめの20社を参考にして、ぜひご自身に最適なローンを見つけて活用してみてください。

目次